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歯周病にオメガ3は役立つ?
追加療法の結果と、分からないこと。

どんな人を対象に、何を調べたのでしょう? 良い結果も差がなかった結果も、研究の条件と一緒に紹介します。

ORAL HEALTH / FOOD & EVIDENCE

人の歯周病で良い結果を報告した試験はあります。ただし、歯科処置やアスピリンとの併用条件が異なり、すべての指標・時点で差があったわけではありません。

「歯科治療への追加」と「単独の効果」を分けます

確認した試験では、通常の歯周処置に補助療法を加えたり、両群がアスピリンを使う条件でDHAを比較したりしています。これらの結果だけで、オメガ3単独で歯周病を治療できる、通常の歯科治療を置き換えられるとは結論しません。

以下は、確認した試験の例です。歯周病のすべての研究を網羅した比較や、製品の推奨順位ではありません。研究の成分量を家庭の摂取量に読み替えず、服薬や歯科治療を変更する判断には使わないようにします。

同じ歯周病でも、調べた条件が違います

DHAを3か月比較した試験

中等度歯周病の成人。両群で低用量アスピリンを併用。試験中は歯周処置を控え、DHAと対照油を比較した研究です。

深いポケットの深さと歯肉の指標には、DHA追加群で良好な調整済み群間差がありました。一方、歯垢・出血や全身の炎症指標には明確な差がありませんでした。

主要評価を完了した46人と、無作為化・受領の人数は別です。短期の指標の結果で、歯を長く残せるかや、アスピリンなしのDHAの効果を確かめたことにはなりません。

2014年のDHA試験:結果・欠測・確認範囲へ →

通常の歯周処置に追加した1年試験

重度歯周病の成人。全群が通常の処置・維持治療を受ける4群比較。抗菌薬、オメガ3とアスピリン、両者併用などを比べています。

1年後の治療目標への到達は、オメガ3とアスピリンの群で15/26人、プラセボ群で6/26人。4群全体の比較はp=.023です。このp値を、この2群だけの比較の値として使いません。

同じ目標の3・6か月の比較には明確な群間差がなく、口全体の歯垢・出血・深さ・付着の指標にも明確な群間差はありません。受療人数や対比較の記載には未解決の点があります。

2026年の試験:原表・人数と比較の留保へ →

追加の原表確認では、探索解析のオッズ比は3つの追加療法群をまとめた比較でした。オメガ3単独の効果や改善確率の倍率ではありません。部位数の変化も、深さの基準や比較方法によって結果が異なります。探索解析の対象・部位数と未解決点を確認 →

誰の結果として読める?

2026年の試験は30歳以上の重度歯周病を対象とし、喫煙者や糖尿病などがある人は参加条件で除外していました。全群が歯科処置を受けたうえでの結果です。開始時の性別の人数・割合には未解決の不一致もあります。参加条件・開始時の特徴と、未解決点を確認する →

「良かった」は、何を測った結果でしょうか

ポケット1か所の深さ
2014年の試験は、開始時に深かった部位の変化を調べています。調整済みの群間差を、すべての歯や患者の治癒率へ置き換えません。
患者が治療目標に到達した割合
2026年の主要評価は、深さ5mm以上の部位が4か所以下となった患者の割合です。歯周病が完全になくなった割合ではありません。
局所の検査値と、全身の指標
歯ぐきの近くで採る液体の炎症指標と、血液の炎症指標は別です。一部の局所指標に良い差があっても、全身の炎症や長期の健康への利益を確定しません。

比較した対象・併用治療・評価項目・期間が違うため、数字だけを並べて製剤や治療法の優劣を決めません。長期の歯の喪失や、安全性全体まで確認できたという説明にも広げません。

人の歯周病と、犬猫の口の病気は別です

このページは人の成人を対象にした研究の案内です。犬の歯周病や猫の慢性口内炎へ、そのまま効果や使用量を当てはめません。

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