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早産児のDHA+AA補給・6か月の認知発達に明確な差なし

追加の原典確認(2項目)

短期の発達評価と、長期の追跡を分けて読みます

2018年の原試験は、早産児の1歳ごろからDHAとAAを組み合わせて6か月補給した比較です。主要な認知発達の変化に明確な群間差はありませんでした。DHAだけの試験でも、診断されたADHDや自閉症を治療する試験でもありません。

言語と努力性制御の一部の下位群には不利な結果がありますが、全体の結果・事前に決めた区分・事後解析を分けて読みます。出生体重を連続値にした言語の解析は事後解析です。下位群を調べるための十分な検出力や全体の多重性の確認がそろった結果とは扱わず、一般の子どもに同じ影響があると断定しません。

同じ原試験から、8〜10歳での注意・診断などを調べた2026年の追跡報告(PMID42911477)が出ています。原試験と追跡を二つの独立した割付試験として合算しません。追跡報告は欠測人数と登録時期の対応を確認中で、今回の研究一覧には追加していません。

主要評価は377人の割付全体を含む方針ですが、終了時のデータが実際にあるのは338人です。欠測を含むモデルの推定と、全員が全検査を完了したことは異なります。表2の採血人数などには追加確認が残り、原図・全表・補足・解析個票や全登録履歴の確認、包括的な安全性評価と専門レビューは未完了です。

2026年10月26日:PMC原著HTMLの方法・結果本文、表3/4の全列・脚注、考察・限界・結論、資金等の掲載記述を確認。血液指標の増加を認知発達や診断予防の証明には転用しません。

今回確認した原試験の本文 / 原試験の公式登録 / 同じ試験の長期追跡報告(確認中)

血液中の「割合」が変わっても、発達への効果とは別です

表2の脂肪酸は、測定した脂肪酸全体に占める割合(mol%)です。原著の脚注には、DHAとAAの割合が増えると、ほかの脂肪酸の割合が下がって見える場合があると説明されています。体内にある脂肪酸の絶対量が減ったことや、不足が起きたことを、そのまま表す値ではありません。

補給した成分はDHAとAAです。血液の組成が変わったことと、認知発達が良くなったことは別の評価で、主要な認知発達の変化に明確な差がなかったという結果は変わりません。

項目ごとに人数の意味を確認します

表1の「継続して相談できる医療の拠点」の項目は、最後に登録した205家族だけに質問しています。この205人を、377人のうち検査を完了できた人数や、脱落後の人数として読みません。教育歴などにも項目ごとの回答人数があり、すべて同じ分母ではありません。

表2の採血人数と本文の最終採血人数の対応は、今回の全セル照合でも未解決です。原版・補足・個票で確認するまで独自に人数を補いません。月齢も、早産分を補正した月齢と、出生から数えた月齢を区別します。

2026年10月26日:保存したPMC原著HTMLの表1/2全行・全列・見出し・脚注を照合。表2は9脂肪酸項目・63数値セル。出版PDF・表原版画像・全補足・個票・医学専門レビューは未確認です。

原著の表2と単位の説明を読む →

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