脳の成分でもあるDHAは集中力や記憶力、学習能力の向上だけでなく認知症の予防にも有効であるとされています。
多くの研究により、DHAがてんかんに伴うけいれん発作を抑制することが報告されています。
涙やけは結膜炎や眼病など、目の炎症によって生じることも多いため、オメガ3の抗炎症作用が貢献します。クジラオイルによる効果を最も早く実感できるポイントです。
オメガ3を与えると、時間経過とともに被毛の状態が良くなり、掻痒(そうよう)や脱毛も改善されること、さらにはアトピー性皮膚炎に対する効果も多く報告されています。
オメガ3の抗炎症作用が肉球の保護にも役立ちます。犬ぞりが盛んなノルウェーでもクジラオイルが重宝されています。
カンザス州立大学による130頭以上もの骨関節炎を患う犬を対象とした研究によって、オメガ3の摂取が、犬の機敏さや歩行能力にプラスの効果をもたらすことが判明しました。
シカゴ大学の研究では、EPAを摂取した犬は、心筋梗塞のリスクが半分以下にまで縮小したことを報告しています。その他にも多くの研究チームが、オメガ3の摂取が心不全や不整脈(心房細動)に対して効果があることを報告しています。
カリフォルニア大学の研究によると、オメガ3を多く与えた犬は、腎機能に優れ、腎病変および蛋白尿の発生が低く、さらには死亡率も低くなることを報告しています。
天然のクジラ風味が食欲を刺激します。特に食欲が減退してきたシニアにおススメです。
体に良い油(オイル)は体内をクレンジングし、便秘の改善にも役立ちます。
「DHA」は脳や神経を活性化させて集中力や記憶力を高める効果があるため、学習能力の向上や認知症予防に有効と いわれています。また、交感神経の高ぶりを抑制する効果もあり、自律神経失調症や鬱病などにも効果的とされています。
愛犬の毛並みや毛艶が悪いと感じたら、まずはエサを見直してください。人間の髪の毛と一緒で、愛犬も脂肪を摂らないと毛並みが悪くなってしまいます。良質なオメガ3脂肪酸は皮膚の健康状態を改善し、結果として皮脂腺から分泌される油が毛に潤いを与え、保護すると考えられています。